ブログ
「堅い司法書士事務所」のイメージが変わった。
2026年10月30日
「堅い司法書士事務所」のイメージが変わった。
──同期入社の司法書士2人が語る、幅広い経験と新しい挑戦ができる職場
「司法書士事務所は、上下関係が厳しく、紙の書類に囲まれながら黙々と働く場所」
そんなイメージを持っている方も、少なくないかもしれません。
今回お話を伺ったのは、明成法務司法書士法人で働く伊東さんと庄司さん。お二人は2022年に、わずか1か月違いで入社した、いわば同期に近い存在です。
司法書士としての実務経験を持ち、明成法務の紹介動画を見たことをきっかけに転職した伊東さん。一方、司法書士試験合格後、初めて働く司法書士法人として明成法務を選んだ庄司さん。
入社までの経緯は異なりますが、二人が共通して感じているのは、明成法務には従来の司法書士事務所の良さを残しながら、新しい仕事の進め方や挑戦を柔軟に受け入れる文化があるということでした。
幅広い案件を経験できる環境、AIやデジタルツールを活用した業務、スタッフ同士が支え合う職場風土、そして二人が思い描く今後のキャリアについて、率直に語っていただきました。
※インタビュアーは、採用広報に伴走しているITOです。
PROFILE|伊東 大輝
2022年2月、明成法務司法書士法人へ入社。司法書士として約10年の実務経験を持つ。前職は名古屋の司法書士事務所に勤務。受験生時代から司法書士に関するブログや動画を見ることが好きで、偶然目にした明成法務の事務所紹介動画をきっかけに応募した。現在は司法書士業務に携わりながら、若手スタッフが活躍できる仕組みづくりにも関心を持っている。
PROFILE|庄司 恒
2021年に司法書士試験に合格し、2022年1月に明成法務司法書士法人へ入社。人材紹介会社を通じて複数の司法書士事務所を見学した中で、風通しの良さや新しいことに挑戦する姿勢に魅力を感じ、明成法務への入社を決めた。不動産売買に関する登記や商業登記を中心に経験を重ね、今後は相続登記の領域にも仕事の幅を広げたいと考えている。
第1章|動画で感じた「自分に合いそう」という直感
──ITO:お二人は、入社時期がほぼ同じだそうですね。
──伊東:はい。私が2022年2月に入社して、庄司さんはその1か月前です。
──庄司:そうですね。私は2021年に司法書士試験に合格して、翌年の1月に入社しました。
──ITO:伊東さんは、以前も司法書士事務所に勤務されていたのでしょうか。
──伊東:はい。前職は名古屋の司法書士事務所で働いていました。規模としては20人から30人くらいだったと思います。
──ITO:明成法務を知ったきっかけは何だったのですか?
──伊東:司法書士試験の受験生時代から、司法書士のブログを読んだり、動画を見たりすることが好きだったんです。
その中で、おすすめ動画として偶然、明成法務の事務所紹介動画が表示されました。高橋代表とスタッフの方がやり取りしている様子を見て、「この事務所なら自分に合いそうだな」と感じたことがきっかけです。
──ITO:動画を見ただけで、職場の雰囲気まで伝わってきたのですね。
──伊東:そうですね。司法書士事務所というと、個人事務所で、少し老舗のような雰囲気があり、上下関係も厳しいという堅いイメージがあると思います。
明成法務は、これまでの司法書士事務所の文化も大切にしながら、新しいことにも少しずつ挑戦しているように見えました。
実際に入社してからも、動画で見た印象との違いはありませんでした。
──ITO:庄司さんは、どのようにして明成法務へ入社されたのでしょうか。
──庄司:私は人材紹介会社を通じて応募しました。司法書士事務所で働いた経験がなかったので、いくつかの事務所を見学したり、面接を受けたりしました。
その中で、最終的に明成法務を選んだという経緯です。
──ITO:事務所選びで大切にしていたことはありましたか?
──庄司:当時は司法書士事務所で働いた経験がなかったので、「こういう事務所がいい」という具体的なイメージは、正直あまりありませんでした。
ただ、複数の事務所を見た中で、明成法務は代表が比較的若く、意思決定が速そうだと感じました。また、風通しが良く、話もしやすそうな印象があったんです。
──ITO:お二人とも、高橋代表やスタッフの方の、堅すぎない雰囲気に魅力を感じたのですね。
──伊東:そうだと思います。
第2章|幅広い案件に触れられるから、仕事に「飽きない」
──ITO:明成法務で働き始めて、前職との違いを感じた部分はありますか?
──伊東:前職も現在の事務所も、司法書士だけではなく、業務をサポートしてくれるスタッフが多い職場でした。
ただ、明成法務のスタッフは、司法書士から指示を受けて動くだけではありません。自分で考えて、主体的に行動してくれる方が多いんです。
むしろ、私たち司法書士の方が、スタッフの皆さんから勉強させてもらうこともあります。
──ITO:司法書士とサポートスタッフが、上下ではなく、それぞれの専門性を活かしながら働いているのですね。
──伊東:はい。一人で完結させるというより、チームで仕事を進める意識が強いと思います。
──ITO:庄司さんは、明成法務で働く中で、どのような特徴を感じていますか?
──庄司:あくまで司法書士業界の中での比較ですが、明成法務に入ったことで、かなり多くの案件を経験できたのではないかと思っています。
おそらく、ほかの事務所に入っていたら、ここまで多くの件数や幅広い案件を見ることはできなかったかもしれません。
──ITO:伊東さんは先ほど、明成法務の仕事は「飽きない」とおっしゃっていました。その理由を、もう少し詳しく教えてください。
──伊東:私は司法書士の仕事を始めて、今で10年ほどになります。
司法書士事務所の基本的な業務として、不動産売買に関する登記手続きを中心に扱う事務所は多いと思います。
明成法務の場合、不動産売買の登記をご紹介いただくお客様や取引先が幅広いんです。不動産会社だけでなく、会計事務所からご相談いただくこともありますし、個人のお客様から直接ご依頼いただくこともあります。
相続手続きでお世話になったお客様から、「不動産の売買についてもお願いしたい」と、改めてご相談いただくこともあります。
──ITO:同じ不動産登記であっても、お客様との出会い方や相談の背景が異なるのですね。
──伊東:そうなんです。
お客様とのコミュニケーション方法も、電話やFAXだけではありません。LINEやChatworkなど、さまざまなツールを使いながら、その方に合った方法で登記手続きを説明しています。
登記の知識は、ある程度の件数を経験していくことで身についていきます。しかし、お客様との関わり方には、決まった正解がありません。
一人ひとりに合った説明方法や連絡方法を考える必要があるので、そういう意味で、仕事に飽きることがないのだと思います。
──ITO:手続きだけではなく、相手に合わせて対応することも、司法書士の大切な仕事なのですね。
──伊東:はい。そこは、経験を重ねても学び続ける部分だと思います。
第3章|本をめくって調べる時代から、AIを活用する時代へ
──ITO:明成法務では、業務のDX化にも力を入れていると伺いました。現場では、どのようなツールを使っているのでしょうか?
──伊東:専門的な内容を調べる際には、LegalScapeというサービスを利用しています。
以前は、専門書を購入して、「確かこの本に書いてあったはず」とページをめくりながら調べていました。
現在は、登記手続きに関する専門的な文献が集約されたシステムを使い、キーワードを入力して必要な情報を探すことができます。
──ITO:調べ物にかかる時間も変わりましたか?
──伊東:かなり短縮されたと思います。これまで1時間、2時間とかかっていた調査が、内容によっては20分、30分程度で進められるようになりました。
──庄司:私自身は司法書士としての経験がまだ5年ほどなので、それ以前との長期的な比較はできません。
ただ、「この本の中に書いてあったはず」と紙の書籍をめくるより、パソコン上でキーワードを入力して探す機会は確実に増えました。
──ITO:司法書士事務所というと、紙の書類や分厚い本に囲まれて仕事をしているイメージを持つ方も多いと思います。実際は、かなり変化しているのですね。
──庄司:そうですね。LegalScapeだけでなく、GoogleWorkspaceも法人として契約しています。
──ITO:生成AIのGeminiも使える環境なのですか?
──庄司:はい。
──ITO:どのような場面で利用していますか?
──伊東:最近は外国籍のお客様も増えているので、メールやLINEでやり取りするときの翻訳に活用することがあります。
──ITO:お客様のグローバル化にも、デジタルツールを使って対応しているのですね。
──伊東:はい。時代に合わせた新しいものを、比較的積極的に取り入れている事務所だと思います。
──ITO:新しい技術を使うことで、司法書士の専門性が薄れるのではなく、調査や翻訳にかかる時間を短縮し、その分、お客様への対応に時間を使えるようになるのですね。
──伊東:そうですね。ツールを使えばすべて解決するわけではありませんが、業務を効率良く進めるための選択肢が増えたと感じています。
第4章|書類を机に残さない。日々の習慣が信頼につながる
──ITO:庄司さんが初めて事務所を見学されたとき、印象に残ったことはありますか?
──庄司:面接の内容は、正直なところ、あまり詳しく覚えていないんです(笑)。
ただ、事務所を見学したときの印象は覚えています。
私が応募した頃は、ちょうど現在のビルへ移転した直後でした。新しいオフィスだったので、まず「すごくきれいなところだな」と感じました。
──ITO:オフィスの新しさに惹かれたのでしょうか。
──庄司:新しいこともありますが、書類がきちんと片づけられていたことが印象的でした。
司法書士事務所は、どうしても紙の書類が多くなります。事務所によっては、机の上や周囲が書類でいっぱいになっていることもあります。
明成法務では、退勤する際に、机の上の書類をすべてキャビネットへしまうというルールがあります。
私が見学したのは夕方だったのですが、皆さんが片づけた後だったため、事務所全体がとても整理されていました。
──ITO:見た目をきれいにするためだけではなく、個人情報を守る意味もあるのですね。
──庄司:そうですね。
退勤前に、自分の机の周りへお客様の大切な個人情報が残っていないかを確認することは、会社全体で意識しています。
──ITO:司法書士の仕事では、お客様の住所や資産、家族関係など、重要な情報を扱います。日々の小さな習慣が、お客様からの信頼にもつながっているのですね。
──庄司:そうだと思います。
第5章|急な休みも「お互い様」。働きやすさを支える気配り
──ITO:長く働く中で感じる、明成法務らしい職場文化はありますか?
──伊東:子育てをしながら働いている方が多いことも、特徴の一つだと思います。
子どもの学校行事があったり、急に高熱が出て休まなければならなくなったりしたときも、スタッフ同士の連携がとてもスムーズです。
みんながお互いの事情をある程度理解しているので、「何かあったときはお互い様」という雰囲気があります。
──ITO:ご自身に子どもがいなくても、周囲の働き方を見て、そう感じるのですね。
──伊東:はい。
ほかの司法書士事務所では、小さなお子さんがいるから早く帰る、あるいは突発的に休むということに、申し訳なさや気まずさを感じる場合もあるかもしれません。
明成法務には、それぞれの事情を理解しようとしてくれるメンバーが多いので、子育て中の方にとっても働きやすいと思います。
──ITO:高橋代表が大切にされている「ありがとうは、当たり前ではない」という考え方も、職場に根づいているのでしょうか。
──伊東:そうですね。私も面接の際に、その言葉を聞きました。
動画で見たとおりの考え方だなと感じたことを覚えています。
──ITO:制度があるだけではなく、周囲への感謝や気配りがあるから、助け合えるのですね。
──伊東:明成法務のスタッフは、周囲をよく見て、気配りのできる方が多いと思います。
どれだけ忙しいときでも、誰かが困っていれば声をかけたり、支え合ったりする雰囲気があるので、居心地の良い環境だと感じています。
第6章|忙しい時期を乗り越えたら、みんなでランチへ
──ITO:仕事以外で、社員同士が交流する機会もありますか?
──伊東:複数人でランチへ行くときに、会社が一人あたり1,000円まで費用を負担してくれる制度があります。
司法書士事務所は月末が忙しくなりやすいのですが、翌月の上旬になると、少し落ち着くこともあります。
「先月の繁忙期を乗り越えたから、みんなでご飯に行こう」と、スタッフ同士でランチへ行くことがあります。
──ITO:仕事を頑張った後に、チームで一息つける時間があるのはいいですね。
──庄司:そうですね。職場の近くには飲食店の選択肢も多く、ランチには恵まれていると思います。
以前、品川駅周辺で働いていたことがあるのですが、お昼の時間帯は人が集中して、ランチを取るだけでも大変でした。
現在のオフィス周辺は、チェーン店を含めて選択肢がありますし、どこへ行っても極端に混んでいることが少ないので、利用しやすいです。
──ITO:ゴルフを楽しんでいる社員の方もいらっしゃるそうですね。
──庄司:参加しているのは10人前後だと思います。先日もコンペがありました。
──ITO:お二人は参加されているのですか?
──伊東:私は前の職場で2回ほど経験しただけで、現在は参加していません(笑)。
──庄司:私もやっていません(笑)。
──ITO:全員が同じ趣味を持っているわけではないけれど、それぞれが無理のない形で交流できるのですね。
第7章|一人で抱え込むのではなく、次の人が活躍できる仕組みをつくりたい
──ITO:今後のキャリアや挑戦したいことについて、会社と話す機会はありますか?
──伊東:半年に1回から2回ほど、代表と今後について話す機会があります。
私は、いろいろな案件を自分で抱え込んでしまうタイプなんです。
これから新しいスタッフが入ってくる中で、私自身がすべての司法書士業務をプレイヤーとして抱えるのではなく、周囲を巻き込みながら、新しい方が活躍できる環境や仕組みを整えていきたいと考えています。
──ITO:自分で仕事をする立場から、人が育つ環境をつくる立場へと、役割を広げようとしているのですね。
──伊東:司法書士の仕事は、一人だけで完結できる仕事ではないと、最近改めて感じています。
お客様に満足していただけるサービスを提供するためには、一人で最初から最後まで抱えるよりも、複数のスタッフと連携し、品質とスピードの両方を高めた方が良いと思っています。
今後は、司法書士業務のプレイヤーとしてだけではなく、仕事が円滑に進む環境やシステムをつくることも学んでいきたいです。
──ITO:具体的には、どのような環境をつくりたいですか?
──伊東:司法書士資格や実務経験のない若いスタッフが入社したときでも、お客様とコミュニケーションを取り、打ち合わせや登記に必要な書類の作成を、少しずつ一人で進められるようにサポートしたいです。
私がこれまで得てきた知識や経験を伝えて、私以上に活躍してくれたらうれしいですね。
司法書士資格がなければできない業務は、もちろんあります。例えば、不動産売買の決済への立ち会いや、本人確認などです。
一方で、資格がなくても携われる仕事はたくさんあります。
その仕事の楽しさや難しさも伝えながら、資格の有無にかかわらず活躍できる人を増やしていきたいです。
第8章|売買、商業登記、そして相続へ。経験の幅を広げたい
──ITO:庄司さんは、今後どのような仕事に挑戦したいと考えていますか?
──庄司:最近、会社の評価制度が変わり、四半期ごとに目標を設定して評価する仕組みになりました。
代表と直接話すというよりは、上席と定期的に話す機会が設けられています。
──ITO:自分の目標や今後の方向性について、定期的に確認できるのですね。
──庄司:そうですね。
司法書士としてレベルアップするという点では、さらに経験の幅を広げたいと思っています。
登記業務は、大きく分けると不動産登記と商業登記があります。不動産登記の中でも、不動産売買の登記と相続登記という大きな領域があります。
私はこれまで、不動産売買の登記と商業登記を中心に担当してきました。
今後は相続の分野にも関わり、売買、相続、商業登記の三つを一通り経験できるようになりたいと考えています。
──ITO:明成法務には業務領域が広く、自分から挑戦したい分野を伝えられる環境もあるのでしょうか?
──庄司:特に司法書士については、「やりたいことがあるなら、どんどん挑戦してみたらいい」という雰囲気があると思います。
実際に、自分の希望する業務へ挑戦している人もいます。
ただ、案件の状況や人員配置もあるので、必ず希望どおりになるとは限りません。それでも、やってみたいことを伝えられる環境はあると思います。
第9章|同じ5年間でも、感じ方はそれぞれ。それでも成長は続いていく
──ITO:お二人は、入社から約5年を迎えます。振り返ってみて、どのように感じていますか?
──伊東:私は正直、いまだに仕事に慣れたという感覚がありません。
毎日、「今日は何が起きるのだろう」と、少しドキドキしながら働いています。
同じことの繰り返しではなく、毎日違う相談や出来事があるので、慣れるということがないのかもしれません。
これからは、その変化を少しずつ楽しんでいけたらと思っています。
──ITO:司法書士として約10年の経験があっても、まだ新しいことに出会い続けているのですね。
──伊東:そうですね。学ぶことは、まだまだあります。
──ITO:庄司さんはいかがですか?
──庄司:私は「もう5年目なのか」という感じで、あっという間でした。
5年もいた割には、まだ大したことをしていないようにも感じます。
──ITO:伊東さんは「今も毎日新鮮」、庄司さんは「もう5年たったのか」と、同じ時間を過ごしていても感じ方が違うのが面白いですね。
ただ、お二人のお話からは、どちらも現状に満足せず、次の成長を考えていることが伝わってきます。
──庄司:そうかもしれません。
司法書士らしさを守りながら、新しい働き方にも挑戦する
明成法務司法書士法人には、司法書士として守るべき正確性や責任感を大切にしながら、従来のやり方だけにとらわれず、新しい技術や働き方を取り入れる文化があります。
専門的な文献を検索できるシステムや生成AIを活用し、仕事を効率化する。電話やFAXだけではなく、LINEやChatworkを使い、お客様ごとに適したコミュニケーション方法を考える。
また、司法書士だけで仕事を抱えるのではなく、主体的に行動するスタッフと協力しながら、チームで品質とスピードを高めていく。
そこにあるのは、古いものをすべて変えるという考え方ではありません。
登記の正確性、個人情報の管理、お客様への丁寧な対応といった司法書士事務所として大切な部分を守りながら、より良い方法があれば柔軟に取り入れていく姿勢です。
「司法書士として幅広い経験を積みたい」
「堅すぎない、風通しの良い職場で働きたい」
「新しい技術を活用しながら専門性を磨きたい」
「資格の有無にかかわらず、チームの一員として成長したい」
そのような方にとって、明成法務はさまざまな可能性を見つけられる環境なのかもしれません。


